川内原発の一時停止について技術者倫理に基づく見解

原子力規制委員会において、川内原発の一時停止について技術に対して真摯に検討・議論することを求めるブログです

原子力規制委員会に真摯な議論を求める声明(拡散希望)

まず、今回の地震で被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

川内原発の一時停止の議論についての皆さまへのお願いです。

九州でこれだけの地震が起き、さらなる震源地の拡大も否定ができないといわれる中で、川内原発は稼働を続けています。

政府は、原子力規制委員会の決定に従うと言い、規制委の田中委員長は「科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない」(毎日新聞)と述べています。
しかしながら、昨日開催された委員会はわずか40分弱であり、その内容も大半は規制庁の官僚からの報告。質疑においても、現状のリスク増加を念頭に置いた質疑はほとんどなされていませんでした。
(会議動画は規制委のホームページで公開されています)
この有様にも関わらず、科学的根拠に基づき議論を尽くした(規制委コールセンター)とのことを言っております。

皆さまにお願いです。
そもそもの原発への賛否、今一時停止すべきかすべきでないかに関わらず、規制委に真摯な議論をするよう求めて頂けませんでしょうか。
委員会外の地震学者、地質学者、火山学者等を招致して、本当に現地の人々・国土のことを考えた真摯な議論を行うよう要望して頂けませんか。

規制委のコールセンターはこちらです。
03-5114-2190
夜間はつながりませんので、日中におかけください。
匿名で問題ありませんし、コールセンター専門の職員ですから、電話を恐れる必要はありません。

何卒、心よりお願い申し上げます。