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川内原発の一時停止について技術者倫理に基づく見解

原子力規制委員会において、川内原発の一時停止について技術に対して真摯に検討・議論することを求めるブログです

4/18(月)PM 原子力規制委員会記者会見

AMの会議を受けて、規制委の記者会見が開かれた。
詳細は、下記速記録を読んでいただくとして、重要と思われる点をまとめる。

https://www.nsr.go.jp/data/000147637.pdf

Q1.(停止を求める側の主張として)震源地の方では1,580ガルを記録した。川内の基準地震動は620ガルなので、基準地震動見直しを要請したいと言っているが、これについての見解は?

A1.1,500ガルを観測したのは、防災科学技術研究所地震計であり、地表面での測定が多く、地表面だと増幅する傾向が多い。分析してみなければわからないが、今言えることは、地表面での測定ではないかと思っている。ただ、今後、詳しい分析は必要
だと思っている。

コメント1.今回の地震は、九州島内で観測史上初めて起こった大地震である。日本において高密度地震観測網が整備されたのは1995年以来で高々ここ20年のデータの蓄積しかなく、もちろん九州島内において、この規模の地震のデータが得られたのは初めてである。そのため、この実績データの分析は非常に重要かつ急を要する。もし、データの解析に時間がかかるならば、少なくともその間は、一時停止する必要があると考える。

 

Q2.(国民から)止めてほしいという多くの声があっても、予防的に止めるつもりはないか?

A2.科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない。

コメント2.規制委としては、あくまで科学的根拠に基づき判断する(政治的判断はしない)というスタンスは構いませんが、その科学的な議論がほとんどなされていないことが大問題です。
政府は、規制委の判断に委ねるという趣旨の答弁を繰り返しており、今や停止判断をできるのは規制委だけなのです。止める止めないは別にしても、技術に真摯な態度での議論を強く求めます。